こんにちは！くらすONEスタッフの新居です♪
本日は、くらすONEで土地を購入して家づくりをはじめる際に
知っておきたい土地の地盤についてご紹介します！
土地の地盤を知るには？
家づくりを始める前に、自分が家を建てようとしている土地の成り立ちや
特徴を知っておくのは重要です。
地盤の良し悪しを知る手がかりとなります。
日本の地形は大まかに、山地、丘陵地、台地、低地の4つに分類できます。
地形に加え、地質についても理解しておくと良いでしょう。
地形や地質の違いによって、地盤の強度が推察できるからです。
これらは国土地理院が発行している「土地条件図」から知ることができます。
山地や丘陵地・台地は古い地質のため、比較的安定した地盤が多いと言われています。
一方、新しい地層の低地は、軟弱かつ不安定な地盤が多いとされます。
川・池の近くや坂道の下、水に関する地名がついた土地は、低地のことが多いため
地盤調査を検討したいところです。
こんな地盤は要注意！
元々高台で、固い地質をもつ地域も、宅地造成などで人工的に地盤を改変したために
軟弱地盤となってしまった土地があります。
改変によって、全てがこうなるわけではありませんが
たとえば、もとの地盤を切り取った「切土」と、もとの地盤に土を盛り上げた「盛土」が
混在している土地などには注意が必要です。
このような土地では、切土と盛土で地震時の揺れ方が異なり、建物にねじれが生じることがあります。
盛土が多いと土の重さで沈下しやすくなり、1部を埋め戻した土地の固め方が不十分ならば
地盤が不均一に沈下する不同沈下の可能性もあり、危険です。
不同沈下は傾斜地や地盤の軟弱な場所で起きやすいので
そういった場所では事前調査を行って地盤の状況を確認することが必要です。
さらに、地下水位が高い地盤も注意したいところです。
水位の下降や上昇で建物の沈下や浮き上がりが起こることがあります。
このほか、砂漠地盤では、地震時に地盤が液体化する「液状化現象」が危惧されます。
土や砂が泥水とともに噴出したあと、重量のある建物は沈み、最悪の場合は倒壊してしまいます。
2011年3月の東日本大震災では、千葉県浦安市など東京湾沿岸部で大きな被害が出ました。
地盤には、見た目の地形だけでは判断できない要素もあるため、個別に現地調査を行うことが大切です。
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