1.日当たりなどの立地条件
日当たりの良さは事前に土地を一緒に見に行って確認しておくべきですね!
日差しが何時にどこから当たるのかは調べておくべきポイントです。
実際お家を建てられる際はランドリールームやリビング、ベランダなど、
特に日光を取り入れたいところを建築士が考え設計しますが、
明るいお家にするためには日当たりの良さは考えておくべきでしょう。
また、騒音や夜遅くに帰って来ても街灯があって安心できるなど、近所を含めた立地条件も確認しましょう。
2.敷地と接する道路の幅や方角を確認する
土地に接している道の幅や方位も見ておいた方が良いでしょう。
4m以上の道幅があるかどうかも大切です。
敷地と接する道路幅が4メートル未満で狭い場合は「セットバックあり」の土地です。
「セットバックあり」とは、道路の中心線から2メートル後退させて
建築することが条件のため、土地面積が減少します。
方角は長い時間光を入れ込むことができるので南側が一般的に好まれますが、
多くが比較的高い傾向にあるのでチェックしましょう。
3.土地の形を考慮する
一般的には、正方形や長方形の整った土地の「整形地」が、無駄なく家を建てられるので人気です。
しかし旗竿地や三角形、台形や崖地といった「不整形地」は
販売価格が抑えめで比較的入手しやすい反面、建築時にプラスの費用が掛かる場合もあるので注意が必要です。
※旗竿地:道路に接しているところが狭く、奥に住宅を建てるスペースがある土地
4.境界を明確にする
特に古くからの土地は、隣地との境界があいまいになっていることがあります。
境界があいまいなままだと、所有する土地の権利について隣人とトラブルになったり、
住宅ローンを組む際に適正に評価してもらえなかったりする場合があります。
境界があいまいな場合は、購入前に売主に境界を確定してもらいましょう。
5.抵当権や借地など土地の権利関係を明確にする
検討している土地の権利も確認しましょう。
もし抵当権が設定されているままだったり、借地権の土地だったりすると後でトラブルになる可能性があります。
抵当権とは、住宅ローンを組む際に住宅や土地を担保にしていること。
前の持ち主が返済しないと消えないため、土地が差し押さえられる危険性があります。
抵当権がついている場合は、完全に抵当権が消えるまでは代金を支払わないようにしましょう。
借地権とは、家を建てるために土地を借りている状態の権利です。
地代を支払わなければならず、長く住むときには更新が必要になり、
土地を返還する場合は、家を壊して更地にしないといけません。
日当たりや方角なども大切ですが、権利や法律が絡むものもありますので
担当者に事前に聞いておきたいことはまとめておきましょう!