重力と水平力に耐えること
建物が壊れないためには、重力と水平力に対して耐えられる構造にすることが重要です。
建物の重さに加え、家具や人、屋根に積もった雪など、建物にかかる重力はとても大きくなります。
この重力を主に支えているのが柱・梁などの軸組だけでは不十分です。
そこで、水平力による変形に耐えられる強い壁をつくる必要があります。
この壁を耐力壁または耐震壁といい、安全な家づくりには不可欠で重要な役割を果たしています
「南側に部屋、北側に水まわり」は注意
耐力壁の量が十分で、壁の端部が柱や土台にしっかり留められていることが、強硬な構造の条件です。
それでも建物が大きく破損することがあります。それは、ねじれが原因です。
耐力壁が偏って配置され、バランスが悪いとねじれが生じるのです。
住宅では、南側に部屋を並べ、北側に水まわりを配置する間取りがよく見られます。
南面には大きな窓が増え、壁が不足している例が少なくありません。
逆に北側は窓が少なく、余剰に窓が設けられています。
これではねじれが起きやすいため、南側にも必要な量の壁を確保し
北側とのバランスをとる必要があります。何事もバランスが重要ですが
家づくりでは必要な耐震壁等の量とその配置は特に大切です。
2階建以上の場合は平面だけでなく立面のバランスも必要となりますので、注意が必要です。
床にも耐震壁に力を伝える
床にも横からかかる力を、耐力壁に伝達する役目があります。
建物全体が一体となって地震や台風に抵抗するためには
床や屋根の水平面の強さや曲げなどに対する抵抗力(剛性)も重要になります。
開放的な間取りにする場合は、壁の量をあまり増やさず
強い力を持った耐力壁を離して配置するため、耐力壁と耐力壁の距離が大きくなります。
この離れた耐力壁館に、横から受けた水平力をうまく伝達するには
より剛性の高い床が必要になります
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